「TOEIC450で外資なんて無理だろ」——昔の僕もそう思ってました。
でも結果から言うと、僕はこのスコアのまま外資系に3社受かって、年収は450万円から900万円台まで伸びました。ずっと内勤(非営業・非ネイティブ対応)のポジションです。英語が得意だったことは一度もないし、TOEICも10年更新していません。
本記事では、英語できない側が外資に潜り込んで生き残るための具体的な手順を、僕が実際に使ったサービス・準備の中身・面接でやらかした話まで含めて、忖度なしで書きます。
結論:英語できなくても外資は受かる。ただし「場所」と「準備」で決まる
先に言っておくと、英語力ゼロで受かる魔法のテクニックは存在しません。
でも、外資の求人を1つずつ見ていけばわかります。日本法人の日本マーケット業務を担当する内勤ポジションは、想像以上に大量にあります。そこに「英語できないなりの徹底準備」を組み合わせれば、TOEIC450でも勝てます。
僕が3社とも内定を取った理由は、以下の3点に尽きます。
英語使用頻度が低いポジションに絞って応募した
面接の想定質問を10個丸暗記レベルで練習した
転職エージェント経由で、英語要求レベルを事前にリサーチした
以下、順番に解説します。
僕のリアルスペック(嘘は書きません)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| TOEIC | 450点(10年更新なし) |
| 留学・駐在 | なし |
| 学歴 | 一般的な国内大学卒 |
| 英語を話せるか | 苦手。面接で3秒沈黙した経験あり |
| 外資在籍歴 | 3社(全て内勤) |
| 年収推移 | 450万 → 700万 → 900万台 |
| 使った転職サービス | Doda → Doda Global、Robert Walters |
「TOEIC900で外資に行きました!」みたいな記事とは世界が違います。同じ土俵に立てない人のための記事です。
条件①:英語使用頻度が低い内勤ポジションを狙う
「外資=英語ペラペラ必須」は半分誤解です。
外資系企業の中にも、以下のようなポジションは英語使用頻度が低め(週1〜2回の定例会議+メール程度)です:
- 日本マーケット担当(日本の顧客・取引先がメイン)
- バックオフィス(経理・人事・法務・情シス)
- 社内SE・インフラ・コーポレートIT
- 日本向けマーケティング・広報
- サプライチェーン・物流の日本拠点担当
逆に、以下のポジションは英語ガチ必須なので、TOEIC450で挑むと撃沈します:
- グローバル本社と直接やりとりするプロダクトマネージャー
- 海外クライアント担当の営業
- 英語ネイティブ同士の議論が日常のR&D
- 通訳・翻訳業務
戦う場所を間違えなければ、準備の差で勝てます。
条件②:使ったサービスのリアル評価
僕が3社の内定を取るまでに使ったのは2社だけです。
Doda(→ Doda Global)
最初の外資転職(450万 → 700万)で使用。
当時は普通のDodaに登録したら、担当者が「あなたの経歴なら外資の日本法人もいけますよ」と提案してくれました。後から知ったのですが、DodaにはグローバルKW特化の「Doda Global」という窓口があり、案件数が多いのはこちらです。
良かった点
- 日系・外資のハイブリッド案件が豊富
- 担当者が「英語面接の有無」を事前に明示してくれる
- 内勤ポジションの求人が多い
微妙だった点
- ハイクラス(年収1,200万超)はさすがに手薄
- 担当者のアタリハズレはある(僕は3人目で当たった)
Robert Walters
2回目・3回目の転職(700万 → 900万台)で使用。
こちらは完全に外資専門のエージェント。担当者が英語交じりで話しかけてくることが多く最初はビビりましたが、日本マーケット案件の取り扱いが圧倒的に豊富でした。
良かった点
- 年収交渉が上手い(僕の場合、提示額から+80万交渉してくれた)
- 外資の社内事情(離職率・残業・英語要求レベル)を赤裸々に教えてくれる
- 担当者が業界特化なので、話が早い
微妙だった点
- 経歴が浅いと案件紹介ゼロのこともある(年収500万以上推奨)
- 返信スピードはDodaより遅め
使わなかったサービス(嘘は書かない)
JACリクルートメント、ビズリーチ、ランスタッド。名前は有名ですが、僕は一度も使ったことがありません。他記事で「全部登録するのが正解!」みたいな煽りを見ますが、僕のケースでは上記2社で十分内定が取れたので、使う必要がありませんでした。
もし2社で案件が合わなければ、上記も選択肢には入ると思います。でも実体験がないので、このブログでは推薦しません。
条件③:英語できないなりの徹底準備
「英語できないなら諦めろ」じゃなくて、「できない前提で準備量を増やす」のが僕のやり方です。
面接で3秒沈黙した話
2社目の外資の面接で、ネイティブ面接官から “What’s your greatest weakness?” と聞かれて、3秒フリーズしました。
頭の中:「weakness…え、弱点…どう答える…あ、英語が…いや、それ言ったら落ちるな…」
結局しどろもどろで「I’m sometimes too focused on details…」と答えましたが、帰りの電車で「終わった」と確信していました。
→ 結果、内定出ました。
理由は後で人事に聞いたら、「英語力は見ていたけど、日本語で詳細に語った過去の実績が評価された」とのこと。英語以外の部分で圧倒すれば挽回できるのが、内勤ポジションの面接です。
その後に徹底したこと
この経験以降、以下を必ずやっています。
想定質問リスト10個を丸暗記(What’s your strength / weakness / why our company / etc.)
各回答を英語で50〜80語で用意し、音読練習10回以上
面接前日に翻訳ツールで想定質問を追加生成して潰す
面接中は焦らず、3秒考える時間を取る(Let me think for a moment.)
苦手な質問は「興味ある事業ドメインの話」に誘導し返す
入社後もラクはできない(でも続けられる)
入社後は、英語会議・英語メール・英語ドキュメントが日常になります。僕がやっている地味な努力:
- 英語会議は全部録音 → 業務後に2倍速で聞き返し、分からなかったフレーズをメモ
- 頻出用語を自分用Notion単語帳に蓄積、週1で見直し
- 英語メールは翻訳ツール下書き → 必ず自分で読み返し修正
- プレゼン原稿は10回以上音読してから本番
- 発音が怪しい単語は発音記号を事前調査
10年これをやってきて、TOEICスコアは変わっていませんが、仕事は回せるようになりました。スコアと実務能力は別物です。
比較表:僕が使ったサービス
| サービス | 年収レンジ | 外資案件数 | 内勤案件 | 英語面接頻度 | 担当の質 |
|---|---|---|---|---|---|
| Doda / Doda Global | 450〜900万 | ◎ | ◎ | △(事前告知あり) | ○ |
| Robert Walters | 700万〜 | ◎ | ○ | △ | ◎ |
使い分け
- 年収700万未満の最初の外資挑戦 → Doda
- 外資経験を積んだ後のステップアップ → Robert Walters
両方並行登録するのが一番堅いですが、最低でもDodaは必須だと思います。
FAQ
Q1. TOEIC450で本当に受かるの?スコア詐称してない?
してません。外資は入社時にTOEIC証明書の提出を求める会社もありますが、「最低点数」が決まっていないポジションが大半です。特に日本マーケット内勤はそう。
Q2. 英語面接は避けられない?
内勤・日本マーケット担当のポジションなら、英語面接は5〜10分程度の簡単なものか、そもそもゼロの場合もあります。エージェント経由で事前確認すれば読めます。
Q3. 30代後半・40代でも同じ戦略使える?
年齢より経験の深さが効きます。僕自身30代後半での転職も経験していますが、「○○業界で△△を×年やってきた」というドメイン知識があれば、むしろ年齢は武器になります。
Q4. 転職エージェントに「英語できないから無理」と断られたら?
担当者を変えてもらうか、別エージェントに登録してください。担当者の視野が狭いだけで、案件は必ずあります。僕もDodaの3人目の担当で当たりを引きました。
Q5. 入社後、英語できないことがバレて解雇されない?
解雇はないですが、「使えないやつ」認定されるリスクはあります。対策は上記の地味な努力リストを日々続けること。スコアより準備量です。
Q6. このブログは英語学習ブログ?
違います。英語ができない前提で外資を攻略するブログです。英語学習法は僕より詳しい人が書いています。僕が書くのは、英語できないなりの戦い方だけ。
まとめ:最初の一歩は「求人を見る」だけでいい
長くなりましたが、一番伝えたいのはシンプルです。
TOEIC450でも、戦う場所を選べば外資は受かる。受かったあとは、準備量で戦える。
今の会社で消耗しているなら、まず「外資の内勤ポジションって、どれくらい英語使うんだろう?」と求人情報を1本見るだけで視界が変わります。応募しなくていい、登録だけで1社分の求人票が見られます。
最初の一歩としては Doda が最もハードルが低いです。登録3分、職務経歴書の雛形も使えます。
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運営者: 英語できない外資マン(プロフィール)
最終更新: 2026年4月15日
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